こんにちは、イチコンです。

一般社団法人輻射冷暖房普及促進協会様の公式ホームページのリニューアル及びPR動画の制作とイメージキャラクターのデザインをイチコンが担当させていただきました。

ホームページは玄関口！すっきりと見やすく

まず、「輻射って何？」と言われることもしばしばあります。
もともと輻射冷暖房普及促進協会様はホームページをお持ちでしたが、多くの閲覧者が訪れる情報発信の玄関口にふさわしいリデザインをしたいとご相談いただきました。

輻射冷暖房の特長、従来の冷暖房の悩みを輻射冷暖房ならどんな風に解決できるかといった利用する際のメリットなどいくつかのポイントにわけてイラストと文章で紹介、レイアウトも大きく変更しました！

ところで輻射冷暖房ってどんな仕組み？なぜ快適なの？

熱は高いところから低いところへ移動します。
移動の仕方は「伝導」と「輻射（放射）」があり、輻射の場合は熱エネルギーを赤外線として放出し、離れているものにも伝えます。
日なたにいると暖かく感じるのもこの輻射によるもので、太陽から放射される熱エネルギーが伝わるからです。

また、人間の体は体内で発生する熱や周囲から受ける熱が体から放出される熱より高いと暑く感じ、反対に周囲の温度が低く体から放出される熱を奪われると寒く感じます。
これは、体温を一定に保つための調節機能の一つです。

輻射冷暖房は、この仕組みを利用しています。
具体的には熱伝導率の高い素材で作られたパネルを室内に設置し、夏は太陽で温められた建物の熱をパネルへ移動させて室温を下げ、冬はパネルの熱を室内へ伝えて床や壁を温めて室温を均一に保ちます。
パネルの温度調節は室外機と冷温水を通すパイプを設置したり、既存の冷暖房の熱や冷風を利用することもあります。

エアコンやファンヒーターなど冷風や温風を送り、空気の対流を利用して室温を調整する従来の冷暖房の場合、送風時の音が気になる、風でハウスダストが舞う、冷風が直接当たると体を冷やし過ぎてしまう、室内の空気が乾燥するなどの悩みがありました。

一方、輻射冷暖房は原則風を起こさず室内全体の温度を均一にするため、静かで空気も清浄に保たれますし、夏場の冷え過ぎや冬場に暖房器具から離れると寒く感じるような温度のムラもほとんどありません。

体感温度も夏は低め、冬は高めに感じられるので従来の冷暖房器具のみの時よりも効率よく室温を調整できて省エネに繋がります。
従来の冷暖房と併用する場合も輻射パネルが冷暖房の効率を高めてくれるのでやはり省エネが期待できます。

火を使わないため小さなお子さんやペットのいるご家庭でも安全です。

イメージキャラクターでポップに親しみやすく！

最初は認知度アップのためのホームページリニューアルと動画のご依頼をいただいておりましたが、輻射冷暖房は住宅の新築や改築の時に導入する方も多いため、家の新築や改築を考える世代向けに親しみやすいイメージキャラクターの制作をイチコンからご提案いたしましたところ、「広告にも利用できるようなキャラクターにしたい」とご依頼いただきました。
そうして生まれたのがイメージキャラクター「DJ輻射くん」です！

家庭に寄り添ってくれて快適に過ごせそうなイメージを込めて親しみやすいゆるキャラ風にデザインしていきました。

動画や広告で説明役にもなれるよう明るくポジティブな性格付けをする一環で陽気なDJという設定にしたキャラクターがご好評いただきました！
DJがスクラッチなどに使うレコードも暖房や冷房のイメージで赤と青に塗り分けています。
ストリートファッション風の衣装を着せて輻射の頭文字Fのペンダントもつけました。

ホームページにも輻射くんがいるのでぜひ探してみてください！

アニメーションでわかりやすく！

YouTube配信用のPR動画はインフォグラフィックスによるアニメーション動画を制作いたしました。輻射の熱移動は人間の目には見えませんし、音もなく静かです。

その快適さを表現するには、矢印などを動かして視覚的効果を重視した表現ができるインフォグラフィックスが最適と思われました。

インフォグラフィックスはシンプルで見やすい反面、落ち着いた印象になりがちなのでキャッチ―な導入にしようとDJ輻射くんも起用しました。

サングラスのかけはずしなど動く輻射くんはデザイナーと動画スタッフの力作です。
普段はサングラスに隠れている秋田犬らしいつぶらな瞳や、アニメーションならではのコミカルな仕草にも注目してほしいです！

ホームページ、動画、キャラクターいずれも「わかりやすさ」「親しみやすさ」を重点において制作しました。
お客様からも「輻射冷暖房の仕組みやメリットがわかりやすく整理されて見やすくなった」と喜ばれています！

「デザインだけ」「動画やホームページ制作だけ」ではなく、イチコンならデザインしたキャラクターやロゴなどを広告・動画・ホームページへの転用といった幅広い展開もできるのが強みです。

広報・販促デザインのご相談はイチコンへ！