金沢市某所。印刷会社の奥に突如現れる古めかしい「大徳総合病院」の看板。
あれ?さっきは社長室のプレートがあったはずなのに。
「お待ちしておりました」
イチコンスタッフ藤と荒川へ、総務部長の村上さんが穏やかにほほ笑みかけます。
うららかな春の日なのに、どこかひんやりして来ました。
クール系イケメンと定評のある藤もいつも元気で気っぷの良い荒川も思わず顔を見合わせます。
「簡単なミッション(※秘密)をしてくるだけですよ…」
骨伝導イヤホンとミッション用の品を受け取り、中へ──
印刷会社とは明らかに雰囲気が違います。
古ぼけた医療器具や匂い、いたるところにある染みは……しかも、赤い。
「こ、この音!」
何かがはいずりまわるような音、いっそう冷えていく空気。
「……っ!」
荒川と藤は何を見たのか……?
人気番組「ナニコレ珍百景」にも取り上げられた
ダイトクコーポレーションさんの最恐お化け屋敷「血の糸」に行ってきました!
番組を見ていたのは偶然ですが、印刷会社でお化け屋敷?
しかも時々お取引をいただいているダイトクコーポレーションさん!
ワクワク、楽しい事、変化球大好きのイチコンとしては行かないわけにはいきません。
さっそく北陸支店へ電話。
特務ミッション「ダイトクコーポレーションのお化け屋敷へ潜入せよ」開始!
予約制のため約束の日を待ちます。そして、とうとうその日がやってきました。
この日はよく晴れて桜も満開です。案内された大きな工場ときれいなビル。本当にお化け屋敷があるの?
ありました!なんと社長室のすぐそばです!
体験後、「いかがでしたか?」と声をかけてくださる総務部長の村上さんの声でようやく無事に帰ってきたと実感しました。
ご厚意で、明るくした状態で撮影などさせていただきましたが、とてもリアルで明るいところで見ても本当に恐かったです。
でも、どうしてお化け屋敷を作ったの?村上さんに聞きました!
──お化け屋敷を作った経緯は?
今はインターネットで完結する時代ですが、なんとかもっと工場見学を増やしたい……そんな思いから始まったこのお化け屋敷。
金沢美術工芸大学の学生さんの協力で超本格的な仕上がりに。
年間約250人ほど体験されていて、リピーターもいらっしゃいます。
──お化け役は社員さんだと伺いましたが?
はい。2018年に始めた当初は、どうやって人を驚かせるのかも分からず四苦八苦しました。
今ではクオリティを求め社員同士で演出を相談しあったりもしています。
ワンパターンにならないよう工夫もしています。
──やりがいはありますか?
お客さんが怖がってくれると「うまくいった!」と思います。
クオリティを追求していく中で、社員同士のモチベーションもアップしている様子です。
──これからどのようにしていきたいですか?
今後は、プロデューサーである社長の意向に沿いながら、いかにイメージを具現化できるかを考えています。
さらにバージョンアップしたお化け屋敷が楽しめそうです。
村上さん、お化け役の皆さん、ダイトクコーポレーションの皆さん本当にありがとうございました!本当に恐かったです。
イチコンも、お化け屋敷を作るとまではいかないかもしれませんが、固定観念にとらわれず、ダイトクコーポレーションさんのようにワクワクすることを考えていきたいです!
予約制で水曜日限定ですが一般公開しているそうなので、気になる方はぜひ!
<ダイトクコーポレーション 最恐お化け屋敷「血の糸」>
https://www.daitoku-corp.jp/chinoito/
お電話でのお問合せ:076-238-7333 担当/中野