こんにちは、イチコンです!
このたび、「GCJ(日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会)が発行する、関連団体・企業などに配布されている業界紙『月刊GCJ 2025年4月号』にて、当社の映像制作への取り組みが紹介されました。
特集タイトルは「レッツ・トライ!映像撮影ビジネス」。
印刷会社がなぜ映像に挑戦?と思われる方も多いかもしれませんが、その理由や背景、実際の取り組み内容まで、丁寧に取り上げていただきました。
この記事では、私たちイチコンがどんな思いで映像制作を始め、どのようなチーム体制で動いているのかをご紹介します。
「印刷と映像」──いったいどんな掛け算が生まれるのか。
私たちとしても、印刷で培った“伝える力”を、映像という新しい表現手段に広げることで、お客さまにより深く届く提案ができるのではと感じています。
映像コンテンツの需要、どんどん伸びてます
最近は、WebやSNSで動画を使った情報発信がすっかり定番になりましたよね。
会社紹介や商品PR、採用活動など、さまざまな場面で映像のニーズが高まっています。
調査によると、2024年度の国内動画コンテンツ市場は約9,880億円に達すると予測されているそうです。
印刷と同じく「伝える」ことが主役の世界。だからこそ、私たち印刷会社も無関係ではいられないな…と感じていました。
そんな背景もあり、イチコンでは早くから「映像制作」に注目し、新たなサービスとして取り組みを始めました。
イチコンの「印刷×映像」チャレンジ
実は、映像事業への取り組みは今回が初めてというわけではありません。
さかのぼること約10年前。最初は自社紹介や製品PR動画をホームページで公開するところからスタートしました。
その後、少しずつ実績を積み重ね、2015年頃からは外部のお客さまからの映像制作依頼も受けるように。
当初は「映像もやってるんです」と営業活動で伝えていたものの、実際にご依頼をいただくまでは少し時間がかかりました。
そこで私たちが踏み切ったのが、“無料制作”という思い切ったアプローチ。
地域の企業さまに、まずは実際に映像を体験していただくことで、信頼と実績を積んでいきました。
この取り組みが功を奏し、少しずつ「イチコン=映像もやってる会社」という認知が広がっていきました。

映像チームも、イチコンらしく
映像事業を進めるにあたり、新たな人材採用も行いました。
条件は「映像制作の経験があること」+「DTP業務もできること」。
実際に3名の経験者を採用し、現在はチームの核として活躍してくれています。
ポイントは、単に外部からプロを呼ぶのではなく、社員として迎えたこと。
例えば、映像の仕事がないときにはDTP業務も担当してもらうなど、柔軟な働き方ができる体制にしています。
これによって、外注費を抑えながら、社内で映像制作を完結できる体制が整ってきました。
現在も、案件数は少しずつ増えており、安定的にご相談をいただけるようになってきています。とはいえ、印刷に比べるとまだまだ小さな事業。だからこそ、地道に育てていく姿勢を大切にしています。
じっくり育てる、新しい柱
社長の白倉も、「映像の採用は、DTPもできる人材が理想」と語っており、全社的な理解を得ながらチームづくりを進めてきました。
“すぐに大きな成果を出す”というより、“時間をかけてでも着実に育てていく”──そんな考えで取り組んでいます。
印刷会社が映像を手がける。
ちょっと意外に思えるかもしれませんが、私たちにとってはどちらも「伝える」ための手段。
これまで培ってきた印刷の知見と、映像の表現力を組み合わせて、もっと広く・深く、お客さまの想いをカタチにしていきたいと思っています。
最後に
今回ご紹介した当社の取り組みについては、「月刊GCJ 2025年4月号」の特集『レッツ・トライ!映像撮影ビジネス』で詳しく掲載されています。
映像事業を立ち上げたきっかけや、社内での人材採用と体制づくり、事業化までの試行錯誤など、印刷会社が映像ビジネスに取り組む具体的なプロセスとして紹介いただいています。
よろしければ、ぜひご覧ください。
そして、「うちも映像を作ってみたい」「気になってるけど、何から始めれば…?」そんなご相談も、お気軽にどうぞ!