イチコンの本社がある「新潟県燕三条地域」はラーメンがうまいっす!
昔は夜遅くまで残業する職人さんたちのために「出前で配達してものびにくい極太麺!」
「熱々のスープをキープするためにたっぷりの背脂で蓋をする!」
新潟県外の人からみたらそんな謎の「燕三条系背脂らーめん」なるものがあります!
はい。タイトルとはまったく関係のない自慢話をしてしまいました。
本題です。イチコンでは珍しく「燕三条らしい」会社さんからのやり取りで
ワクワクする話があったので紹介させてください。
ここでいう「燕三条らしい」は
「金属加工のまち燕三条」
「職人さんが日本一レベルで多いまち」
「職人気質な人や会社が多いまち」
こんな風に勝手に定義しています。
イチコンは「お店の販促」ってテーマが多いので燕三条にいながら
「いかにも製造業!」みたいなお客様は少なめです・・・。
これは地元ながら寂しい課題です。
そんな悩みをもっているなか、細くも長くお付き合いしてくれている
「園芸はさみ」を作っている会社さんがあって、会社の工場にいくといかにも「燕三条!職人!」って感じで、会社に入ると機械油の匂いがプンプンとしてカッチンカッチンって音がなっているような職人さんの工場!・・って雰囲気ガッツリです。
そこの社長さんと「LINE公式アカウントの代理店はじめたんですよー」
なんて話をしていて、「イチコンとLINE?なんじゃそれは??」なんて話しつつ
1、飲食店のクーポン配信事例
2、小売店のチラシの配信事例
3、美容業界のLINEからの予約問合せ活用
まったく、「製造業」の事例が出てこない・・・。
でも話を続けているうちにこの中の1つが
ワクワクする施策に繋がりました!
どれだと思います??
そうこれです。
3、美容業界のLINEからの予約問合せ活用
これなんです!!
LINE公式Aって大半が一方通行でお店→個人に広告を配信してるんですが、
予約を必要とするような業界。例えば美容業界では「チャットトーク」という機能で、
ユーザーからLINEで予約や問合せにお店の人が受け答えをできる機能があります。
そんな中、私と「園芸はさみ」にまつわる思い出がよみがえります。
私もかつてイケてるおじさんを目指すべく「家庭菜園」を自宅の庭でやっていて
トマトとかオクラとかゴーヤとか枝豆とか作りました。
枝豆と私の大好きなゴーヤは「収穫した後に草木をカタすのはいつも私じゃない!!」
っと嫁さんからの猛反対勢力が強く断念してます・・。ゴーヤ作りたい・・・。
男あるあるですね。
さらには庭に「もみじの木」なんて植えちゃって、秋だけ紅葉を楽しんでます。
そのあとは悲惨なほどの落ち葉拾いが待ってます。
「強風吹いて勝手に飛んでってくれねーかなー」って思ってると半分くらい飛んでってくれます。近所の皆さんゴメンナサイ・・・
しかもこの「もみじの木」。枝の剪定(不要な枝を切り落とすこと)をちょこちょこしてないとすぐに見苦しい木になります。人間に置き換えるとリンスもブローもしないで寝ぐせばっかりの人みたいな感じになります。
よく観光地にある「もみじの木」あれは園芸職人さんたちがガッツリと剪定してるからキレイなんですよ!騙されないように!別に騙されてませんね。
そんな時に私も「園芸はさみ(剪定はさみ)」にお世話になりました。
そんなハサミも1年使って、物置に置いてたらサビだらけになりました。
ちょっとかっこつけて、セミプロ仕様みたいなの買っちゃったんですよね。
よく切れたけど、すぐにサビてしまって・・あとあと知ったんだけど
年の最後くらい、中性洗剤とかで洗ってタオルで吹くだけで、ぜんぜんサビないん
だそうで。プロ仕様のものは、メンテナンスもちゃんとしないとダメってことですね。
しかもほんとチョットしたメンテナンスでいいんです。
包丁なんか同じイメージありますよね。
例えばそんな時にLINEで「オフシーズン前の鋏のメンテナンス動画」なんて
ものがLINEで配信されてきたら良くないですか!?そんなあたりから
「製造業のLINE活用」のアイデアが盛り上がりはじめました。
色々と話をしていくと全国にいる園芸職人さんたちから問合せで
「バネが折れちゃったんだけど部品販売してるの?」とか
「なんか切れ味が悪くなったんだけど買い直した方がいいのかな?」
などなど「電話で」問合せがあるとのことでした。
そこで製造メーカー側は「どの品番かわかりますか?品番によっては対応できます」
とか「どんな状態か具体的に言葉で教えてもらえますか?」ってまぁ答えますよね。
ところが「品番は忘れたなー。」とか言葉のアヤではとても伝えられない・・・。みたいなことが多く、最後は致し方なく「近くの販売店かネットショップで買ってください」に
なってしまう・・・。
これってユーザーも切ないけど作り手としても製品に愛着がある分、複雑な気持ちですよね。
そこで!!
故障の状態とかどの製品なのかを「写真(画像)」でLINEで伝えられたら
一瞬でわかりますよね!!ってことになりました。
確かに今やだいぶ高齢の人でもLINEで文字売って写真送ることくらいできます。
しかもスマホがあれば屋外や外出先からでも送れます。
しかも電話で応対しているときって作業ができないからお互いに時間も無駄!
電話と違って文章を打つのは面倒だけど画像が送れるっていうのはおもしろい!
しかも普段使いしているLINEでできる。
そんなことでLINEでユーザーからの問合せの効率化、施策ができあがりました。
さらには友だちで繋がっている人には「新製品の案内」とか「即売会イベントの案内」なんてのもDMのように送ることもできるので、広告も送れます!
うまくいけば、いいことだらけです!
そんなことでこちらのお客様がイチコンのモニターとして契約してくれることが決まり、10月より運用を開始しました!!
実績をためて、明るいブログ配信できるように半年、1年とがんばりたいと思います!
10月17日、18日に燕三条で開催される「ものづくりメッセ」で
こちらの事例を持ち寄りながらイチコンがブース出展します。
テーマは「これから始まる「製造業」のLINE活用」
■燕三条ものづくりメッセ2019
http://tsm.tsjiba.or.jp/
興味のある方はぜひ話しを聞きに来てください!
製造業でLINE公式アカウントを活用している会社はまだほとんど見たことがありません。新しい可能性を切り拓くべくワクワクしています!
そして燕三条地域の仕事が増やせるのではないかとさらにワクワクしています!
やっぱり地元から愛される企業になりたいですからね・・。
もしかすると今まで電話での問合せ窓口だった会社がLINE対応に変わることで
「労働生産性の向上」にも繋がるかもで、時流に乗った施策になる可能性もあります!
そんなに、なんでもかんでもうまくいくとも思っていませんが
夢があるなーって思ってます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!